X(Twitter)でも他のSNSでも共通することとして、フォロワーは多ければ多いほど商品やサービスあるいは個人の認知度が上がります。
また、X(Twitter)でフォロワーになってもらえれば、投稿に対するフォロワーからの反応によってコミュニケーションが生まれ、距離を縮めることができます。
本記事では、X(Twitter)をビジネスの目的達成の味方にするために、X(Twitter)フォロワーの増やし方を15個解説します。これらは知識として持っておくだけでなく、実践しなければ効果がありません。逆に言えば、実践すればご自身のX(Twitter)アカウントや発信内容が、よりユーザーに届くようになるでしょう。ぜひ、最後までお読みください。
- 1 ユーザーは何を期待してフォローするのか
- 2 X(Twitter)フォロワーの増やし方15選|個人も企業もこれでファンを増やそう
- 2.1 ①何者かが分かるアイコン・プロフィールにする
- 2.2 ②ターゲットを明確に定める
- 2.3 ③ターゲット層のアクティブ時間を分析する
- 2.4 ④ユーザーとコミュニケーションをとる
- 2.5 ⑤親和性の高いユーザーを意識する
- 2.6 ⑥ターゲットにあった一貫性のある投稿をする
- 2.7 ⑦フォロワー数の多いユーザーやインフルエンサーと交流する
- 2.8 ⑧ツイートの量と質にこだわる
- 2.9 ⑨ハッシュタグを活用する
- 2.10 ⑩有益だと思ってもらえるキャンペーンを企画する
- 2.11 ⑪X(Twitter)広告をはじめる
- 2.12 ⑫アカウント情報の露出を増やし、アカウントに誘導する
- 2.13 ⑬ツールを用いて分析し戦略を立てる
- 2.14 ⑭画像や動画メディアつきの投稿をする
- 2.15 ⑮最初は特に自らフォローするのもあり
- 3 発信者別!X(Twitter)フォロワーを増やすためのポイント
- 4 フォロワーを一気に増やすための裏ワザは長期的に見て考えよう
- 5 まとめ:アカウントの目的に合った方法でX(Twitter)フォロワーを増やそう
ユーザーは何を期待してフォローするのか
フォロワーを増やす方法を知る前に、ユーザーがなぜフォロワーになってくれるのかを把握しておく必要があります。これを知っておけば、自ずとX(Twitter)フォロワーの増やし方が見えてくるでしょう。
自分にとって有益な情報
ビジネスや、ビジネスにつなげるためのツールとしてX(Twitter)を活用している発信者は、ユーザーを巻き込んだキャンペーンやお得な割引情報などを発信しています。こうした有益な情報を得たいと感じた場合に、フォローしてくれることも多いです。
また、単純に面白くて興味深い投稿も、有益な情報と捉えることができます。投稿内容に興味を持ったユーザーが、周囲の人に共有してくれるケースもあるので、有益な情報を発信することを心がけましょう。
好きな発信者・企業の発信を見逃したくない
発信者が個人であろうが企業であろうが、発信者のファンになっていれば、発信内容を見逃したくないものです。フォロワーからすれば、フォローしているアカウントが発信する内容は、そうでないアカウントと比べて、有益な情報の割合が多いことになるはずです。
まずは、適切にX(Twitter)を使う目的や届けたいターゲットを設定し、「フォロワーになってほしい人にどうしたら喜んでもらえるか」を重視したコンテンツを提供できるように努力しましょう。
X(Twitter)フォロワーの増やし方15選|個人も企業もこれでファンを増やそう
では早速、X(Twitter)フォロワーの増やし方を解説します。個人の方も企業で活用する方も参考にしてください。
①何者かが分かるアイコン・プロフィールにする
プロフィール画面は、ユーザーがフォローするきっかけとなる大事な要素です。「フォローすることでどんなメリットがあるのか」「どんな情報を提供するのか」「何をしている人なのか」一目で伝わる、わかりやすいプロフィールをつくりましょう。
また、アイコンも何者かがわかりやすい画像にすると効果的です。覚えてもらいやすいアイコンにすれば、膨大な情報が日々流れるX(Twitter)でも、投稿を見つけてもらいやすくなります。
企業であれば、企業ロゴにするのが一般的です。
②ターゲットを明確に定める
ターゲットは抽象的にせず、明確に定めましょう。ペルソナまで設定しておくと効果的です。ターゲットは幅広い層にするのではなく、自身の強みを掛け合わせるなどして差別化がはかれそうな領域を見つけ、それを届けたい人に設定するのがおすすめです。
③以降のフォロワーを増やす方法も、このターゲットやペルソナを念頭に置いて実行することが重要になります。
③ターゲット層のアクティブ時間を分析する
X(Twitter)アナリティクスなどでターゲットのアクティブな時間を把握しておくと、よりエンゲージメントが上がります。一般的に、以下の時間にアクティブユーザーが増える傾向にあります。
- 6:00〜9:00
- 12:00〜13:00
- 20:00〜22:00 (最も多い)
曜日によっても変動するので、細かく分析しておくことをおすすめします。
④ユーザーとコミュニケーションをとる
SNSは無料でユーザーとコミュニケーションがとれるところが醍醐味です。特に企業アカウントであれば、自社商品やブランドを好きになってもらうチャンスなので、一方的な発信のみならずコメント機能などで積極的にユーザーと関わっていきましょう。
⑤親和性の高いユーザーを意識する
長期的に考えたとき、やはり自身や自社の商品・サービスを購入してくれやすいユーザーにフォローしてもらうことが必要です。そこで意識すべきことは、親和性が高いユーザーからのフォローを獲得することです。
- 興味関心の領域が、運用するアカウントと近いユーザーの投稿をいいねする
- 競合アカウントのフォロワーの投稿に反応する
- エゴサーチをして、自社あるいは自身について言及されているツイートに反応する
⑥ターゲットにあった一貫性のある投稿をする
ターゲットの求める情報に対してズレが生じないように、一貫性のあるコンテンツを提供していきましょう。具体的には、ターゲットに関する以下のポイントを意識するといいです。
- 年齢層
- 性別
- 好意的に感じるデザイン
- 興味関心
- 求める情報
⑦フォロワー数の多いユーザーやインフルエンサーと交流する
自分の投稿に力を入れるだけでなく、時には他のユーザーやインフルエンサーの力を借りるのも効果的です。フォロワー数の多いアカウントの投稿に対して、適度に引用リツイートやコメントをすると、アカウントの持ち主が反応してくれ、認知拡大につながるかもしれません。
ここでも、反応するアカウントを選びましょう。
⑧ツイートの量と質にこだわる
X(Twitter)の特徴として、投稿数が多く情報がすぐに流れてしまう点が挙げられます。不定期に少しの量を投稿したところで、なかなかユーザーに目に留めてもらえません。
「1日に○回投稿する」と決め、ユーザーに見てもらえる機会を増やしましょう。
また、質も重要です。新規ユーザーは、ある投稿を見て、プロフィール画面に移動し、過去のツイートを見てからフォローしようと考えるケースが多いです。過去のツイートがユーザーにとって有益であれば、フォロー率が上がるので、ユーザーが求める情報を常に探り、投稿に活かしましょう。
⑨ハッシュタグを活用する
ハッシュタグをつけるとツイートを見つけてもらいやすくなります。また、自社や自身オリジナルのハッシュタグを作っても、ファンとのコミュニケーションドンになっておすすめです。
ただし、X(Twitter)公式はハッシュタグ2つまでを推奨しています。ただでさえ文字数が限られているので、適度につけるようにしましょう。
- キャンペーンへの参加を促す
- 意見の募集をする
- 広範囲のユーザーにリーチをかける
- 競合の調査
- トレンドの調査
⑩有益だと思ってもらえるキャンペーンを企画する
ユーザーが参加したくなるような、有益なキャンペーンを実施することもおすすめです。その際、気軽に参加できる、つまりハードルが高すぎないようなキャンペーンをうつことが大切です。
例えば、何かのアイデアを募集するキャンペーンや、いいね&リツイートしてくれたユーザーに抽選で何かをプレゼントするキャンペーンなどがあります。
⑪X(Twitter)広告をはじめる
X(Twitter)広告は有料で、タイムラインや検索結果の画面に表示させることができます。広告によって増加したフォロワー数に応じて課金されるシステムです。
うまく関心を惹きつけられればエンゲージメントやフォロワーの増加、CVの達成などにつながりますが、広告表示を煩わしく感じさせてしまった場合は逆効果になることもあります。
内容などもよく吟味しましょう。
⑫アカウント情報の露出を増やし、アカウントに誘導する
X(Twitter)をやっていること、X(Twitter)の内容を他の媒体で伝えることで、認知を上げることができます。例えば、以下のような場所で情報を出すのがおすすめです。
- 他のSNS
- ホームページ
- チラシ
- 店頭
フォローしたくなるように、「フォローするとどんないいことがあるのか」メリットが伝わるような情報の出し方をしましょう。
⑬ツールを用いて分析し戦略を立てる
フォロワーを増やすために欠かせないのが、日々の投稿の分析です。間違った方向にX(Twitter)運用をしないようにするためにも重要です。
エンゲージメント率の高いツイートを分析して、なぜ反応がよかったのかを把握し、ツイートに活かすことを繰り返していきましょう。
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⑭画像や動画メディアつきの投稿をする
画像や動画などのメディアを含むツイートは、インプレッション率およびエンゲージメント率が高くなる傾向にあります。
特にキャンペーンを実施する際や明確にフォロワーにして欲しいことがある場合は、画像にして目をひくように工夫しましょう。
⑮最初は特に自らフォローするのもあり
最初はツイートを見つけてもらいづらいので、知り合いや交流できそうなユーザーを自らフォローするのも一つの手です。誰でもフォローすればいいということではなく、互いにフォローし合うメリットがありそうなアカウントを見極めることが大切です。
また、1日にフォローできるフォロワー数が限られているので、その点も注意してください。
発信者別!X(Twitter)フォロワーを増やすためのポイント
職業や目的によっても、フォロワーを増やすためのポイントが変わってきます。ここでは、アイドルやオタク・イラストを投稿する方の増やし方をご紹介します。
アイドルや芸能活動をする人
まず、アイドルや芸能活動をしている本人は、積極的に「自分」を発信することと、コミュニケーションを図ることを意識しましょう。具体的には、以下のような内容を意識するのがおすすめです。
- 自撮り写真
- こまめな日常的ツイート
- ファンのコメントに対する反応(リプ返)
また、マネジメント・運営面ではお客さんがイベントやライブに来てくれるように、事前に定期的に情報を発信しましょう。また、活動の様子をメディアで伝えるのも大切です。
- イベント出演情報の告知
- ライブ映像
- 活動の様子の写真・動画
- RT企画など
「オタク」・ファンの人
オタク同士でつながれるのは、とても楽しいものですよね。いわゆるオタク垢では、X(Twitter)フォロワーを増やすには、以下を意識することがおすすめです。
- 最初に自己紹介をする(固定ツイートにするのもおすすめ)
- 自らフォローする
- メディア(画像・動画)を活用する
ただし、画像や動画に関しては、応援するアーティストや芸能人の肖像権や著作権が関わってきます。投稿していい画像・動画なのかを考えてから、投稿するようにしましょう。
イラスト・絵描きの人
イラストを描く絵描きアカウントを運用しているにおすすめのX(Twitter)フォロワーの増やし方は、以下の通りです。
- 自分が描いたイラストを画像で投稿する
- 毎日投稿する(イラストでなくてもOK)
- 同じイラストを再投稿する
- ハッシュタグを活用する
とにかく、イラストがユーザーの目にとまるように工夫することが大切です。また、プロフィールをしっかりとしておけば、お仕事につながることもあるかもしれません。
フォロワーを一気に増やすための裏ワザは長期的に見て考えよう
X(Twitter)フォロワーが一気に増える裏技は存在しますが、そもそもSNS運用は長期的にコツコツ頑張ってやっと成果につながるものなので、「一気に増える」方法は一度立ち止まって本当に実行するのが相応しいのか、考えた方がいいです。
いくつか裏技とよばれる方法を紹介しますが、目の前の数字に踊らされず、よく考えてみてください。
【一度立ち止まって考えた方がいい裏技】
- キャンペーン企画をする:フォロワーを増やすことには非常に効果的ですが、場合によっては長期的にみて高いエンゲージメントにはつながりにくいこともあります。フォローといいねだけすれば参加できるなど、参加ハードルが高いキャンペーンは、フォロワーは一時的に大きく増えますが、キャンペーン目的の参加者も多く、ターゲットから外れたユーザーの割合が増えてしまいます。目的次第ですが、参加のハードルがやや高めなキャンペーンも視野にいれましょう。
- 「フォロバ100」と検索し、フォロー中が多い人をフォローする:フォローを返される可能性が高いですが、キャンペーン企画と同様に親和性の低いフォロワーが増えてしまいます。
- フォロワーを購入する:フォロワーを購入できるサービスが展開されていますが、こちらも数字だけを見ても意味がありません。自分のアカウントにとっていいフォロワーでなければ、本来のX(Twitter)を運用する目的を達成できませんので、フォロワーの購入はしないようにしましょう。
まとめ:アカウントの目的に合った方法でX(Twitter)フォロワーを増やそう
本記事では、X(Twitter)フォロワーの増やし方15選を解説しました。自分にぴったりの方法は分かりましたか?アカウントの目的と逸れた施策をしてしまうと逆効果になることもあるので、何でもやればいいというものではありません。
しっかりとフォロワーの信用を保ったうえで、親和性の高い新規フォロワーを増やしていけるような施策を練っていきましょう。